【結論】酔いにくいお酒の種類ランキング→【蒸留酒】が酔いにくい!

アルコールが苦手と言う方でも、お付き合いでどうしても飲まなくてはいけない時もありますね?お酒に弱いけど飲むのは好きと言う方もいるでしょう。

アルコールが苦手でも弱くても、どうせ飲むのであれば、悪酔いしないようにしたいのではないでしょうか?

実は、アルコール飲料は酔いにくいものと酔いやすいものがあります。今回は酔いにくいドリンクをご紹介するので、飲む時の参考にしてみてください。

酔いにくいのは蒸留酒

アルコールは大きく分けて醸造酒と蒸留酒に分類することができます。

  • 醸造酒(ビール、日本酒、ワインなど)
  • 蒸留酒(ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラ、焼酎、泡盛)

ご存知かもしれませんが、酔いにくいのは「蒸留酒」です。理由は、醸造酒よりも蒸留酒の方が比較的スムーズにアルコール代謝が進むから。

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はい、もう少し詳しく説明します。蒸留酒と醸造酒の違いは、発酵後の蒸留過程(揮発)があるか無いかという点です。

  • 醸造酒は発酵後、そのまま飲む
  • 蒸留酒は発酵後、蒸留し揮発させ不純物を取り除いてから飲む

もう少し噛み砕いて説明すると

  • 醸造酒は不純物が多いエタノール
  • 蒸留酒は不純物が少ないエタノール

醸造酒は、不純物が多く肝臓が複雑なアルコール処理を必要とするため、処理が追いつかない=酔いやすいです。(不純物の中でも特に問題なのが「メタノール」です。お酒には少量含まれており毒性が強い成分です)また、処理が停滞するので、酔いも冷めにくく二日酔いにもなりやすいです。

一方、蒸留酒は酔いにくいです。純粋なエタノール濃度が高いので。エタノール濃度が高い方が酔いにくいというのは意外かもしれませんが、不純物の混入量が少ないという点において、実は「酔いにくいお酒」だったのです。

だから、単純にアルコール濃度だけで「酔いやすい or 酔いにくい」を判断するのは間違いなのです。

酔いにくいアルコール飲料6選

それでは、実際にどんなお酒を飲めば酔いにくいのか?種類別に1つずつ解説していきたいと思います。あなたが飲みやすいと思えるドリンクを見つける手助けとなれれば幸いです。

焼酎

実は、最も酔いにくいお酒は「焼酎」なのです。

焼酎というとお酒好きの人が飲むイメージがあるので、酔いやすいと思っている方も多いかもしれませんね。ですが、焼酎はアルコール度数が高いものの、不純物を取り除いた蒸留酒に分類されます。

酔いやすいアルコールは不純物が多く含まれていますが、不純物が少ない焼酎は酔いにくいのですね。また、焼酎は水やウーロン茶など「割モノの比率が高い」ことも特徴です。

度数だけで見ればビールより高くなりますが、割モノでアルコールを薄めることができ、ビールのように何杯も飲む必要が無いので、結果的に酔いにくいお酒と言えます。

ウォッカ

焼酎に次いで酔いづらいと言われているのがウォッカ。これもお酒に強い人が飲むものというイメージが強いですが、蒸留酒で、かつ蒸留度が高くクセがありません。

ロシア人が山ほど飲んでいますよね?実は酔いにくいお酒の代表格だったから、あんなに飲めているというのも理由の1つです。(彼らはアルコールを分解する酵素が遺伝的に強いという側面もありますが)

シンプルなので、カクテルのベースに使われ、他のリキュールの味を邪魔しません。

ただし、他のアルコールリキュールを混ぜて作るカクテルだと不純物が多くなるので、単独では酔いにくいウォッカであっても酔いやすくなるリスクはあります。

酔わないためには、トニックウォーターなどシンプルな割モノで飲みましょう。

グレープフルーツサワー

どうしても「アルコールの味が苦手」という方におすすめです。

柑橘系のフルーツには、酸味を作り出すクエン酸という成分が入っています。肝機能を間接的にサポートする働きを持つクエン酸には、アルコールを摂取することで生成されるアセトアルデヒドなどの有害物質の代謝を助けます。

この有害物質が酔いや飲酒による気持ち悪さの原因になるため、柑橘系などのサポート成分を含む食物と一緒に摂ることで、酔いなどの症状を回避出来るのです。

グレープフルーツサワーやオレンジサワーは、酔いにくい焼酎ベースなので、より酔わない効果が期待できます。ただし、クエン酸の効果が高いのは生のフルーツなので、果汁を絞って作る生タイプのお酒を選んでください。

ラムコーク

ジュース感覚で酔わないお酒を楽しみたい、と言う方は是非!!

ラムコークのベースとなるラムは、ウォッカと同じく蒸留酒なので酔いにくい種類になります。またラムもクセがありませんから、味の濃いコーラで割るとアルコールの風味も消えてしまいます。コーラ以外でも、ジンジャーエールなどでもOKです。

ここで注意したいのは、ウィスキーコークはラムコークと違って酔いやすいことです。どちらもコーラで割るものですが、ウィスキーは醸造酒に分類されるお酒なので、ウィスキーコークは酔いやすいです。

泡盛

お酒の味は好きだけど、酔いたくない方におすすめなのは泡盛。

泡盛はアルコール度数は高いものが多いので、すぐに酔っ払ってしまいそうですが、泡盛も蒸留酒に分類されるのです。ですので、同じアルコール度数でもウィスキーと違って純度が高いので酔いづらいと言われています。

味は日本酒のように独特の風味がありますよね?飲み口もさっぱりしていますから、ロックでも水割りでも美味しくお酒を楽しめます。と言っても度数が高いのは事実ですから、ロックの場合はチェイサーをプラスして飲むようにしましょう。

梅酒

最後に、酔わないお酒と言えば・・・「梅酒」もともとアルコール度数が低く、アルコール分として使用するのは焼酎なので酔いづらいです。梅にも柑橘系フルーツと同じようにクエン酸が含まれていまから、肝臓のサポート効果が期待できます。

さらに梅には胃の粘膜を保護する働きがあります。アルコールは胃腸壁から吸収されるため、梅の保護作用で粘液の分泌が高まることで、アルコールの吸収を抑制できます。

また、お酒を飲むと体は酸性に傾くので、これが二日酔いを引き起こします。梅はアルカリ性なので、梅酒で体内を弱アルカリ性に傾かせることで二日酔いの防止にも効果的です。実は、梅酒には酔わないようにする成分・働きが複数あるので、お酒に弱い方にはおすすめしたいドリンクの1つです。

酔いにくいドリンクまとめ

酔わないドリンクをご紹介しましたが、「意外なドリンク」が多かったのではないでしょうか。

どのドリンクもイメージ的にはアルコール度数が高くて酔いやすいお酒ですね。ですがお酒はアルコールの度数ではなく不純物の含有具合によって、酔い方が大きく左右されるので、単純にアルコール度数だけで判断してはいけません。

一般的な解釈として、透明なお酒ほど酔いにくいというのは事実です。

もし、ドリンク選びに迷ったら「透明かどうか?」を1つの判断基準とすると良いかと思います。

ただし、いくら酔いにくいお酒であってもアルコール度数は高いのでたくさん飲めば酔ってしまいます。酔わないようにするには、お酒の選び方と摂取量に注意しましょう。

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参考文献・参考サイト

これで二日酔い知らず!蒸留酒と醸造酒、酔い方の違いは大事

酔いにくいお酒5選